過去ログ - 魔法少女は衰退しました らすと しーずん
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89: ◆HYvP9smHgsVn[saga]
2014/10/15(水) 20:21:31.88 ID:ofmJZjuI0


ほむら「しかし覚えてろと言われましてもねぇ」

ほむら「困ってる女の子を助けもせず罵倒する男なんて記憶に留めておく価値もないですし、無理ですね」

ほむら「っと、それより」

ほむら「大丈夫ですか? そこのあなた」

女の子「あ、えと……」

ほむら「ああ、突然の事に驚いて、まだお金を拾えていませんでしたか」

ほむら「手伝いますよ」

女の子「ぅ……ぁ……ぁり……」

ほむら「ほいほいほいっと……えーっと、こんなものかな」

ほむら「はい、どうぞ」

女の子「あ……」

ほむら「……うーん、どうしたものか。みんなあの、元男の人を追い駆けてしまいましたね」

ほむら「店に居た客だけでなく店員さんも。これではお会計が出来ません」

ほむら「次のバイトさんが来る時間なんて分かりませんし……」

女の子「……………」

ほむら「……どうかしましたか?」

女の子「え? あ、その」

ほむら「もしかしてあの性別が切り替わった人の事が心配なのでしょうか?」

女の子「……えと……それは……無くもない、けど……」

ほむら「あのような相手でもその後を心配するとは、お優しいんですね。私も見習いたいところです」

ほむら「でもそれは大丈夫。あのレバーで性別を切り替えると」

ほむら「人格の方も徐々に切り替わります。周囲の認識により、自己の認識が上書きされていくからです」

ほむら「恐らく一週間もすれば、あの方はそこらの不良女子と同じ性格になっている筈です」

女の子「性格が、変わる……」




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