過去ログ - ミュウツー『……これは、逆襲だ』 第二幕
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415: ◆/D3JAdPz6s[saga]
2015/10/05(月) 01:54:31.15 ID:f3Lfubnuo

ヨノワール「……あの ニンゲンを、どう したのか、って」

ミュウツー『なぜだ? お前は、あのニンゲンとなにか関係があるのか?』

ジュプトル「こいつも いたんだよ」

ミュウツー『?』

ジュプトル「ニンゲン いるって、わかった とき」

ジュプトル「おれだけ、おまえに おしえに いったの」

ミュウツー『ああ、なるほど』

ミュウツー『それならそれで、なぜ隠れていたのだ』

ミュウツー『私たちがあのニンゲンと話し始めてから、ずっと出てこなかったではないか』

ヨノワール「……こ……こわくて、でられません でした」

ジュプトル「しょおがないよ」


ふたりは『普通に』言葉を交わしている。

敵対もしていない。

正確に言えば、ジュプトルが敵意を剥き出しにしていない。

まったくもって、『普通ではない』。


ミュウツー『……おい』


きょとんとした目つきで、ジュプトルが振り返った。

なぜ声をかけられたのか、わからないという目つきだ。

あれほど毛嫌いしていたのは誰だ。


ミュウツー『お前は……もういいのか?』


かすかに目を見開く。

それから周囲を気にするしぐさを見せて、ジュプトルは下を向いた。

照れているとか、恥ずかしがっているそぶりに近い。


ジュプトル「……う、うん」

ダゲキ「なかなおり、したの?」

ミュウツー『それは、話すべきことを、もう話したということだな』

ジュプトル「たぶん」




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