3:いかやき ◆J9pjHtW.ylNB[saga sage]
2014/09/26(金) 21:15:44.37 ID:yPL7nX5AO
――地下街――
あたりには小さな鉄のボールのような物が飛んでいる
完全監視社会では当たり前の光景だ
イーター狩りなどの際を除けば破壊するだけで鉄の腕輪と牢獄の臭いランチにありつける
食えない人間は良く壊すが、イーターを狩る者達には縁の無い話だ
酒場の親父が旅男に声をかける
酒場親父「よ、英雄さんのお帰りか」
旅男「親父、いくらだった?」
酒場親父「見事なもんだ、七十になったぜ」
旅男はニヤリと笑うことでそれに答える
茶髪「やったじゃねーか、またしばらく遊んでいられるな」
旅男「遊んでる訳じゃねえ、冷却期間がいるんだよ」
茶髪「奢ってくれるんだろ?」
旅男「当たり前みたいにタカるんじゃねーよ!」
しかし、テーブルに着くとホッとしたのか旅男はランチ二人前と酒を頼んだ
茶髪「冷却するのに酒飲むのかよ」
旅男「気化熱でよく冷えるんだよ!」
茶髪「博士ちゃんがそれ嘘だって言ってたぞ」
旅男「良いだろ、別に害がある訳じゃなし」
酒場親父「お待たせ、クレジットはちゃんと管理されてるから心配するな」
旅男「誰もちょろまかさねーのは分かってるって」
旅男「完全監視社会様々だぜ」
144Res/158.90 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。