53: ◆y2dWaCldplFX[saga]
2014/09/28(日) 00:17:01.17 ID:uBk1JEw40
「穂乃果ちゃん……すごくエッチ……」
「花陽ちゃん、これ……凄く美味しそうだよ」
花陽ちゃんが用意してくれた手作りのお弁当は、ザーメンソースのトッピングで、一層美味しそうになっていた。
いや、間違いなく美味しいに決まってる。
「良いよね?食べて……」
「えへへ、どうぞ。味わって食べてね?」
私は、鼻を劈くような臭いにくらくらしながら、頂きますと告げる。
白濁した暖かいソースは冷めたお弁当を再びほかほかにしていた。
湯気が立ち上り、なんとも名状し難い喜びに包まれる。
私は急いで食べたくて、割り箸に手をかけた。
するとーー。
「穂乃果ちゃん、めっ!」
突然、手の甲を叩かれた。
びっくりして、割り箸を床に落としてしまう。
どうして?と、私は花陽ちゃんを見た。
「どうして、ワンちゃんがお箸なんて使うのかな?」
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