過去ログ - 葛葉ライドウ対地獄少女
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37:山梨最高 ◆31XYrFalkuo5[sage]
2014/09/27(土) 23:31:13.92 ID:4btJ32Bz0
ライドウはミルクホールを訪ねていた。
マスター「鶉橋和久という悪魔召喚士ですか?
以前はよくご来店くださいましたがここしばらくは見えられませんね。
彼女ならば彼のことを詳細に知っておられるかと思います」

マスターが視線で示す先には、喪服の女が座っていた。

喪服の女「あら、三日連続ねライドウさん。……鶉橋さんに会いたいですって?
地獄通信の話? そうよね、直接会って話を聞けば詳しいことが聞けるかもしれないものね。
彼、五年前からほとんど外出もしないで自宅にこもりきりみたいだから、自宅を訪ねるといいわ。
……そうね、私も地獄通信に興味あるし、ライドウさんが今まで調査した内容を教えてくれたら、住所を教えてあげる」

喪服の女の言葉を聞き、ゴウトが耳打ちをしてきた。

ゴウト「どうする、ライドウよ。我らが鶉橋を疑っていることはこやつには黙っていた方がいいと思うが
……そうか、うぬもそう思うか。
幸運にも我の探偵手帳に、今朝骨女が探偵事務所に来る前までの調査内容が記されておる。
これをこやつに見せて鶉橋の住所を聞くとしようぞ」

ライドウはゴウトから探偵手帳を受け取り、喪服の女に渡した。

喪服の女「小さくてかわいい手帳ね、ふむふむ、ふーん、なるほどねー。
あら、この胸の印何処かで……まあ、考えるのは後にしましょう」

女は独り言をつぶやきながら、ゴウトの探偵手帳の内容を自らの手帳に転記した。

喪服の女「ありがとう、この手帳お返しするわ。
で、鶉橋さんの住所だったわね、ちょっと待ってて。
ええと、晴海町の……」

ゴウト「……奴の住所は、我が探偵手帳に控えておいてやったぞ。
ライドウよ、感謝するがいい」

ライドウはマスターと喪服の女に礼を言いミルクホールを後にした。


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