過去ログ - 男の子「道に迷ったの?」ダイ「君は・・・?」
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2014/09/29(月) 19:25:14.51 ID:mEu8PGr+0
ダイ「なっ何を!?」

村長「アバン先生に呪文を教えてもらっていないはずないじゃろ。アバンの使徒だぞ、のうダイ君。」

ダイ「・・・・・。」

村長「だ、ダイ君?」

ダイ「長老、マアムやおばさんには絶対に言わないで下さい。」

ダイは決心して長老にアバンの死を伝えようとした。

ゼル「ここで言うの?・・・マアム姉ちゃん見てるよ。」

というとゼルは指を指した。

ダイ「えっ!?」

ゼルの指先には木々で見えにくくなっていたがマアムが居た。

ダイ「あっ・・・。」

マアム「どいうこと、ダイ君アバン先生から呪文を教わっていないなんてことないわよね。」

ダイ「・・・。」

マアム「ダイ君はアバンの使徒だもの。アバン先生から呪文を教えてもらったことがないなんて無いわよね。」

ダイ「・・・。」

マアム「ゼルも本当におかしなこと言うわよね。ねえ、ダイ君ゼルが言った事は嘘だって言って。」

ダイ「・・・・!!!」

ダイの顔がこわばる、それだけで、マアムは自分自身の予感が当たっている事を予感してしまった。

マアム「ねえ言ってよ!!何で黙っているの!!!」」

ダイ「・・・ゼルの言う通りだよ。俺はアバン先生に3日間しか修行を受けていないんだ。・・・アバン先生は死んだんだ!!!魔王軍から俺達を守って!!」

マアム「嘘、嘘だって言って、言ってよダイ君、ダイ君!!」

そういい、マアムはダイを掴んで揺すりだした。やがて、それが真実だと解ると声を殺して泣き出した。

もし、ここで、ゼルが指摘せずダイがマアムに対して面と向かって言われなければきっとマアムは我慢しただろう。
そして、自分の感情を押し殺して人知れず泣いていただろう。

それは、確かにマアム自身の強さでもあるが、同時に自身を我慢していた感情により追い込んでしまう可能性がある。

簡単に言えば鬱病になる可能性もある。マアムは強い心を持っているからそこまではいかないだろうが、原作でアバンの死を知った時、誰にも感情をぶつけられなかったマアムはアバンの死を知る人物の中で一番辛かったのではないだろうか。

ゼルはそこまで考えて、ダイにマアムが居た事を教えたのだろうが。

ゼル「マアムお姉ちゃん・・・。」

それは、ゼル本人しか解らない。


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