過去ログ - 男の子「道に迷ったの?」ダイ「君は・・・?」
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57:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/13(月) 22:23:19.71 ID:6MFrUxfq0
ちょっとずつ書いていきます。

〜〜〜その日の夜〜〜〜

ダイ「ゼーハー、ゼーハー。」

ポップ「お前馬鹿だろ。倒れるまで、あれをやるか。」

ダイは倒れていた。ゼルが言っていた特訓を本当に倒れるまで繰り返した。

その回数は、ゆうに百回を超えていた。

ダイ「だって・・・強くなりたいんだ少しでも早く・・・、先生の敵を取るまで・・・。」

そういうダイの瞳は強い意思を宿していた。

ダイ「それに、修行の成果も出たし・・・。」

ポップの助言もしてもらいながら、ダイは呪文の練習をしていた。

修行の最後にダイは魔力を振り絞ってメラを撃った、その時一番最初と比べ早く撃てた事をダイ自身実感していた。

マアム「・・・本当に強いのね・・・。」

その話を聞いて、マアムは誰に言うでもなく、呟いた。

ダイ「・・・それで、明日にでもこの村を出ようと思うんだ。」

マアム「えっ!?明日村を出る!?」

ダイ「・・・うん、先生がいなくなって、困っている人は、たくさんいると思うから・・・。」

マアム「・・・そう・・・。」

マアムは、そう言って出て行った。

ポップ「・・・やっぱ先生の事秘密にしておくべきだったな・・・。」

ポップはそう呟いた。

ダイ「・・・うん。本当にマアムの存在に俺が気づいていたら・・・。」

そういうダイは悔しさが顔に出ていた。

そのダイの辛そうな顔を見て、ポップは話題を変えようとした。

ポップ「・・・そういやあ、ゴメの奴どうした・・・?」

ダイ「それなら、袋の中に・・・。」

ダイはゴメを袋の中に入れていた。村の人に魔物は余り見せられないという、ポップ、マアムの意見からだった。

ダイ「・・・あれ?いない・・・!?」

ポップ「・・・おい、なんだって!?」

??「ポップ兄ちゃん、ダイ兄ちゃん。」

声の方を見るとゼルがゴメを抱いて立っていた。

ダイ「・・・あっ。ゼルが見つけてくれたの。」

ゼル「・・・ううん、借りてたの・・・。」

ダイ「借りてた・・・?」

ゼル「うん・・・。」

そういうとゼルは黙ってしまった。

ポップ「まあ、見つかって良かったよ。ゼルの家まで、送ってやろうか?」

ゼル「ううん、いい。また、明日・・・。」

そういうと、ゼルは部屋から出て行った。

ポップ「・・・変な奴・・・。」


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