過去ログ - 男の子「道に迷ったの?」ダイ「君は・・・?」
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(SSL)
[saga]
2014/10/13(月) 22:23:19.71 ID:6MFrUxfq0
ちょっとずつ書いていきます。
〜〜〜その日の夜〜〜〜
ダイ「ゼーハー、ゼーハー。」
ポップ「お前馬鹿だろ。倒れるまで、あれをやるか。」
ダイは倒れていた。ゼルが言っていた特訓を本当に倒れるまで繰り返した。
その回数は、ゆうに百回を超えていた。
ダイ「だって・・・強くなりたいんだ少しでも早く・・・、先生の敵を取るまで・・・。」
そういうダイの瞳は強い意思を宿していた。
ダイ「それに、修行の成果も出たし・・・。」
ポップの助言もしてもらいながら、ダイは呪文の練習をしていた。
修行の最後にダイは魔力を振り絞ってメラを撃った、その時一番最初と比べ早く撃てた事をダイ自身実感していた。
マアム「・・・本当に強いのね・・・。」
その話を聞いて、マアムは誰に言うでもなく、呟いた。
ダイ「・・・それで、明日にでもこの村を出ようと思うんだ。」
マアム「えっ!?明日村を出る!?」
ダイ「・・・うん、先生がいなくなって、困っている人は、たくさんいると思うから・・・。」
マアム「・・・そう・・・。」
マアムは、そう言って出て行った。
ポップ「・・・やっぱ先生の事秘密にしておくべきだったな・・・。」
ポップはそう呟いた。
ダイ「・・・うん。本当にマアムの存在に俺が気づいていたら・・・。」
そういうダイは悔しさが顔に出ていた。
そのダイの辛そうな顔を見て、ポップは話題を変えようとした。
ポップ「・・・そういやあ、ゴメの奴どうした・・・?」
ダイ「それなら、袋の中に・・・。」
ダイはゴメを袋の中に入れていた。村の人に魔物は余り見せられないという、ポップ、マアムの意見からだった。
ダイ「・・・あれ?いない・・・!?」
ポップ「・・・おい、なんだって!?」
??「ポップ兄ちゃん、ダイ兄ちゃん。」
声の方を見るとゼルがゴメを抱いて立っていた。
ダイ「・・・あっ。ゼルが見つけてくれたの。」
ゼル「・・・ううん、借りてたの・・・。」
ダイ「借りてた・・・?」
ゼル「うん・・・。」
そういうとゼルは黙ってしまった。
ポップ「まあ、見つかって良かったよ。ゼルの家まで、送ってやろうか?」
ゼル「ううん、いい。また、明日・・・。」
そういうと、ゼルは部屋から出て行った。
ポップ「・・・変な奴・・・。」
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