過去ログ - 男の子「道に迷ったの?」ダイ「君は・・・?」
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66:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/19(日) 19:37:52.99 ID:ZZk7B+sK0
ゼル「眠り草・・・。暫くしたら起きるから・・・。」

そういうとゼルはダイ、ポップ、マァムの方に向きを変えた。

ゼル「村長さん、お母さんをお願いします。」

ゼルの意外な行動、迷いない言葉に村人全員困惑していた。

マァム「ゼル、貴方本当にこれでいいの!!!」

マァムはゼルの母親を眠らせるという行動を起こしてまで、村を出ようとするゼルに憤りを感じていた。

ゼル「・・・本気じゃなかったら、こんなことしないよ・・・。」

ゼルは今までの様に強気ではなく小さな声で一言呟いた。しかし、その言葉でマァムはゼルが本気だという事に気づいた。

マァム「・・・解った。長老様、ゼルは私が絶対に守ります。ゼルのお母さんにもそう伝えてください。」

村長はまさかゼルが母親を眠らせるという暴挙にまで出るとは思っていなかった為、少し困惑をしていたが、

村長「・・・あい、解った。マァムも気を付けるんじゃよ。」

村長はゼルの全てを受け入れることにした。

マァム「・・・ありがとう。村の皆もありがとう、村の事も宜しく・・・。」

マァムはそういうとダイ、ポップ達の方に向き返った。

マァム「・・・ゼルも連れて行くことになったけどいい?」

ダイ「・・・俺は、いいけど。」

ポップ「・・・俺もいいが、というよりいいのかよ、さっきから、女の人が倒れているぜ。」

そういうとポップはゼルの母親を指さした。

ゼル「大丈夫、寝ているだけだから。」

ポップ「・・・寝ているだけって。」

マァム「眠り草で寝ているだけだから、大丈夫よ、ねっゼル。」

その言葉にゼルはこくんとうなづいた。

ポップ「・・・いや、だけど・・・。」

ゼル「ポップ兄ちゃん、ダイ兄ちゃん、行こう。」

ゼルはそういうと森の中に入っていった。

ポップ「おい、待てよ。」

それに続いて、ポップ、ダイ、マァムが森に入っていった。

村長「・・・ゼルきみは・・・。」

村長は最後にそう呟いた。


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