過去ログ - 男「俺の知り合いには変わり者が多い」女「あなたも変わり者よ」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/09/28(日) 14:50:41.91 ID:n/neW9Vg0
転校。

大体のライトノベルや漫画では何か期待するものがあるだろうが、実際はそんなことを考える暇はない。

転校と引越しの手続き(一人暮らしをすることになったので)手続き、編入試験。それに加えて小物類の整理などをしなくてはならないのだ。これを面倒と言わない人はいないだろう。

それに俺は何か期待することは――


「おっと」


後方に誰かが走っている音が聞こえたので、当たらないように道の端に寄る。


「あ、すいません!」


その人物は真面目なのか、それとも俺が声を上げたからだろうか、急いでそうな人物は一礼をしてから立ち去って行った。


――転校といっても俺に何か期待することはない。そんなのは二次元の世界のみである。


っと、そろそろ学校に着く頃か。思考をしているせいか、時間が流れるのが早く感じた。

現在の時間は午前十時。完全に遅刻の時間だ。

そういえば、先程通り過ぎた人物は同じ学校の制服を着ていた気がする。あの人物も寝坊したのだろうか。ちなみに俺は昨日小物類の整理をしていたので寝坊してしまった。

代わりに十分な睡眠とちゃんとした食事を取ったのでよしとしよう。遅刻したのは適当な理由をつければ大丈夫だろう。

そう思いながら、俺は学校の校門を――何の希望も期待もなく――通り過ぎた。

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2:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/09/28(日) 17:37:40.07 ID:lhrKqoxhO
ん?


3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/09/28(日) 18:25:09.87 ID:n/neW9Vg0
――はずだった。

気付いた時には何故か保健室にいた。怪奇現象だ。……………そんな訳はない。

そう思って周りを見渡すと――
以下略



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