過去ログ - 女淫魔「お屋敷で人助け……?」
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36: ◆JwZf59h8b2[saga]
2014/09/28(日) 21:37:27.46 ID:f0EskQkj0
 次に目を覚ますと、私はどこかの家のベッドにいた。

???「……」

 身体を起こし、周囲を見る。
 これまで寝たことのない、しっかりとしたベッドだった。柔らかく心地のいい感触だ。
 手で何度か押し、私はふと思い出した。
 突然現れたユウキという女性。そして、途切れた記憶。
 多分、速攻で負けたのだろう。すぐ分かった。
 とても信じられないことであった。これまで何人もの人間を、武器を持った大きな人間ですら殺してきたというのに、今になって丸腰の女性に負けるとは。

???「あり得ない……」

???「あ、目が覚めたんですねー」ガチャ

 真面目に思考する私の横。暢気な声が響く。すぐ近くのドアから少女が顔を出した。
 小さな子だった。年齢は10代前半、中間くらいだろうか。ふさふさとした猫耳をつけており、なんだかメルヘンチックな、フリルの沢山ついたメイド服を着ている。天真爛漫という単語がしっくりとくる、元気そうで可愛らしい子だ。
 もっとも、こんなこと言えるのは回想だからであって、その時はただ、か弱い獲物が来たとしか思えなかった。

???「クロエさん、身体の方は大丈夫ですか?」

???「……クロエ?」

???「ご主人様があなたにあげた名前ですよー。あなたはこれからクロエです」

 勝手に決められた。
 猫耳の少女は笑っている。密室に二人きり。ここは……

 選択(数字を指定)
 1・襲う(性的な意味で)
 2・大人しくしている

 >>36


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