過去ログ - 早川あおいちゃんスレ
1- 20
16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/02(木) 23:59:44.01 ID:BtKmIlJG0
ブルーになりながら独り言ちて、ボクは自分がベッドの上に寝転んでいることに気が付いた。
ご丁寧にタオルケットもかけられていて、隣ではみずきがすやすやと寝息を立てている。
……ボク、どこで寝てるの? このベッド、ボクの家にあるやつじゃないんだけど……。

そこまで思い至って、昨晩の記憶がより鮮明に脳裏に浮かび上がってくる。
どうせだったら小波君の家で飲もう! とかなんとかボクが提案して、矢部君とみずきと一緒に小波君の家に無理やり上がり込んだんだ。
そこには当然ボクなりの下心が満載だったわけだけど……うわー! なにやってんのボク!
人様の家に上がり込んで酒を潰れるほど飲んでその上小波君のベッドに寝かせてもらって……。

「え? 小波君のベッド……?」

ごくり、と。
唾を飲み込む喉がやけに大きく鳴いた気がした。
小波君のベッドに、寝転んでる? いつも小波君が寝てる場所で、ボクも寝てた……?

「あ……っ」

……隣ですやすや眠るみずきの顔が小波君に変わっていくように見えて、ボクは思わずシーツに顔をうずめた。
な、なんだかもう、まともでいられないくらい恥ずかしいしそれ以上にこう、嬉しさがこみあげてくるのはどうしたことかな!?
両手でシーツをむんずと掴んで顔を覆い、両足をバタバタさせてしまう。もう、なんなのさあ!

「うあ〜!」
「……あ、起きたんだ」
「ぴゃぁっ!?」

背後からかかった優しい声に思わず飛び起きる。
恐る恐る振り向いた先には、優しげにこちらを見やる家主――小波君の姿が。
み、見られたかな、今の奇行……。うぅ……。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
319Res/223.03 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice