過去ログ - 八幡「自意識過剰だ……」
1- 20
10: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 22:57:19.60 ID:jLUW2A2y0
三学期始業式から身に着けていたはずのその青いシュシュに

やたらと意識を持っていかれるようになったのはここ数日だと思う

どう扱われようと特に気にしないつもりでいたんだが、最近どうも事情が違ってきた
以下略



11: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 22:58:21.58 ID:jLUW2A2y0
そんな朝のなんてことない出来事は置いておくとして、今は授業中だ

完全に捨て教科の数IIの授業なのでどうしても気が散りがちである

時折出てくる無限や極限の文字に、中二エッセンスを嗅ぎ取りつつ
以下略



12: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 22:59:31.24 ID:jLUW2A2y0
(じーーーー)

八幡「っ!(きた……)」

温度を持った視線が浮ついた妄想から俺を現実に引き戻す
以下略



13:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/02(木) 22:59:37.60 ID:rFaWCGv8o
C


14: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:00:19.65 ID:jLUW2A2y0
いつもの敵対的なそれではないのはすぐにわかる

人肌に包まれるような心地よさでありながら無視するには鬱陶しい

そんな温度の視線だ…俺はそっと視線の先を盗み見る


15: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:01:16.65 ID:jLUW2A2y0
するとそこには決まって慌てて目を背ける由比ヶ浜がいる

本人はそっけなく背けているつもりなのだろうが

何がしかを意識しているのか、いつもよりだいぶわかり易い
以下略



16: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:01:56.48 ID:jLUW2A2y0
時々コイツはいつ見ていたんだってくらい

俺の教室での行動を知っていたりするし、もっと上手くやれそうなもんだが…

まあそんなことは今はどうでもいい、どうでもよくないのがこの後だ
以下略



17: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:03:00.23 ID:jLUW2A2y0
由比ヶ浜はそっと確かめるように唇を小指で撫でてから軽くうなずき

頬杖をつくようなしぐさでゆっくり、ゆっくりと

手首の青いシュシュを気持ちちょっと突き出した唇へ持っていく……
以下略



18: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:03:55.74 ID:jLUW2A2y0
あくまでもこれは俺の主観だ、由比ヶ浜の主観では何の意味もなく

意識せずただ頬杖ついているだけかもしれない…

かもれないのはわかっているんだが
以下略



19: ◆GZkHdKovso[sage]
2014/10/02(木) 23:04:42.36 ID:jLUW2A2y0
八幡(うわぁぁぁ、うわ、うっわぁぁああ!)

ゆっくりと押し付けられて少しずつ歪んでいく唇から

正直目が離せない、なんか由比ヶ浜に色気すら感じ始めている


107Res/30.77 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice