16:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:09:32.91 ID:RJNWzUS1o
「ここ、穂乃果ちゃ......!?」
再び違和感、自分の口を動かして紡いだはずの言葉がそのまま自分以外の人の声で耳に届いたのだ。
これも聞き覚えのある声、というか今まさに思い浮かべたこの部屋に最も居てしかるべき人物の声だった。
17:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:12:47.05 ID:RJNWzUS1o
――
「はっ」
18:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:15:54.01 ID:RJNWzUS1o
希「は?急にどうしたの」
「いいから、私の名前を言ってみて」
希「......ジャギ?」
19:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:17:50.21 ID:75uOunu20
なるほどなるほど
20:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:24:59.13 ID:RJNWzUS1o
希「かよちんホントどうしたん」
花陽「私穂乃果!......かよちゃんになっちゃった!」
希「......よしかよちん、病院に行こう」
21:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:28:43.34 ID:RJNWzUS1o
海未『もしもし、どうしました花陽』
花陽「ねえ、海未ちゃんって小学校三年生までおねしょしてたよね!」
海未『......は?』
22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:32:53.70 ID:RJNWzUS1o
希「......うん、分かった本当みたいやね」
花陽「...ありがとう」
携帯をしまいながら一息つく『花陽』を見つめながら、希は顎に手を当てて考える。
23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:35:09.93 ID:RJNWzUS1o
希「つまり、かよちんの中身が穂乃果ちゃんで」
花陽「うん」
24:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:36:02.96 ID:RJNWzUS1o
希「で、どうする?」
穂乃果「どう、って」
希「いや、ずっとそのままってわけにもいかんやろ?」
25:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:40:29.06 ID:RJNWzUS1o
希「こういうのは入れ替わったときの状況を再現すると戻るっていうのが定番やけど、入れ替わったときって」
花陽「部屋で漫画読んでた」
穂乃果「ここで希ちゃんと話してたよね」
26:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/03(金) 23:46:27.14 ID:RJNWzUS1o
希「相手にされないならまだしも、下手すると頭おかしくなったと思われて精神病院行きって可能性も」
花陽「ええぇ!?それはやだよ」
穂乃果「私も...」
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