301: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/05/27(水) 01:49:28.34 ID:+D+OXWBfo
――
『...み...ん、うみちゃん!』
302: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/05/27(水) 01:57:26.11 ID:+D+OXWBfo
海未『ほのかちゃん?』
穂乃果『あっち!ブランコ空いたよ!』
穂乃果の指さす方向には、誰かが遊んでいた勢いの残滓で微かに揺れるブランコ。
303: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/05/27(水) 02:01:12.82 ID:+D+OXWBfo
穂乃果『ひゃー!やっぱブランコは楽しいね!』
穂乃果は立ち漕ぎでぐんぐん速度と振れ幅を上げていく、私は怖くて座り漕ぎしか出来ないので、勢いよくなびく穂乃果の髪を羨みながら横から見上げるばかりだ。
穂乃果『うみちゃん、見てて!』
304: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/05/27(水) 02:04:30.19 ID:+D+OXWBfo
海未『あ、危ないよほのかちゃん!』
今更である。
そんな心配も余所に穂乃果は笑顔でブンブンと手を振ってくる、まあ無事ならいいけれど。
305: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/05/27(水) 02:06:16.35 ID:+D+OXWBfo
ブランコに立ったことが初めてなので揺らし方が分からない、というかこ状態で身動きを取れる余裕がない、変に動いてバランスを崩せば頭からひっくり返ってしまいそうな気がしてならない。
木に登ったはいいが下りられなくなった猫状態とでも言うのだろうか。
穂乃果『うみちゃんがんばれー!』
306: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/05/27(水) 02:15:17.41 ID:+D+OXWBfo
その後、私の泣き声を聞きつけた大人によって無事救出された、事情を説明した穂乃果は危ない遊び方をするなとお母さんからこっぴどく怒られたらしい。
穂乃果『ごめんねうみちゃん無理させちゃって、怖かったよね』
海未『あっ......ううん』
307: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/05/27(水) 02:16:22.70 ID:+D+OXWBfo
――
う「...ほの...か」
308:名無しNIPPER[sage]
2015/05/31(日) 22:45:08.95 ID:vIt92tyq0
乙です
309: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/06/29(月) 01:54:28.19 ID:YPgWBfFEo
――
希「...んん」
310: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/06/29(月) 01:56:14.43 ID:YPgWBfFEo
希「お、おはよう...じゃなくて、なにやってんの?」
う「何って、朝食を作ってるんです、あ、台所とエプロン勝手に借りてすみません」
希「...いやそれはええんやけど、なんでそんなことを...海未ちゃん何時に起きたん?」
311: ◆YGEX1y1gzI[sage]
2015/06/29(月) 02:04:42.77 ID:YPgWBfFEo
希「...何作ったん?」
コンロに置かれた鍋を覗き込む、匂いで大体分かってはいたけど。
う「お味噌汁です、朝食ですから」
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