過去ログ - 八幡「やはり地球防衛ロボット"ジアース"は間違っている」
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33: ◆WqJdCIH9ivV3[saga]
2014/10/05(日) 16:38:15.40 ID:2pfVXOo3O

???「やあ、君たちがパイロットだね」

俺がそのぬいぐるみに気がついたと思ったら、一瞬にして、皆のいる机の上に移動していた。

結衣「うわぁっ! なにこのぬいぐるみ!?」

ビクッと由比ヶ浜は仰け反り、頭のお団子が揺れる。胸のお団子もよく揺れる……。
いやいや、そうじゃなくて。

突如現れた謎のぬいぐるみに、皆呆気に取られているようだ。
当のぬいぐるみは、自由自在に宙を動き回り、ふーんとかほーとか言いながら俺たちの顔を確認している。

ぬいぐるみの形状は、鏡餅のような頭に長い耳がふたつ、リングがついている。
頭部の下にぺらぺらの体がおまけ程度くっついていた。

へんてこりんなデザインは見たことが無かったが、俺は頭を悩ます。
なんだろう……。この既視感は……。

小町「なんかキュゥべえのぬいぐるみっぽい」

八幡「それだ!」

思い出した! この顔は完全に某魔法少女のインキュベーターじゃないか!
そうとなれば早く小町から引き剥がさねば。小悪魔だからきっと魔力を持っているに違いない。声も似てるし。

???「僕と契約して、魔法少女になってよ!」

させない! 小町は……私が守る!(裏声)

???「なんてね。冗談さ。僕の名前はコエムシ。ジアースのオペレーターみたいなものさ」

コエムシと名乗った、ぬいぐるみはそう言うと小さくお辞儀する。

結衣「あ、分かった! ココペリさんの仕業でしょ!? すごーい!」

由比ヶ浜はコエムシを掴むとぐにぐにと撫で回し、雪ノ下にもそれを促す。
しかし得体の知れないものを簡単に触る訳がなく、怪訝な顔で由比ヶ浜の手をのけた。

コエムシはされるがままだったが、雪乃の拒絶にちょっとショックだったようで、汚くないのになぁ…と小さく漏らした。



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