過去ログ - 八幡「やはり地球防衛ロボット"ジアース"は間違っている」
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51: ◆WqJdCIH9ivV3[saga]
2014/10/10(金) 22:11:17.51 ID:epBEIBvsO

コエムシ「ん、そろそろ敵がくるよ! みんな自分の椅子に座って」

円状に並んだ椅子にコエムシは誘導した。

葉山「どうだい、元気になったかい、ヒキタニ君?」

葉山が颯爽と俺の元へ歩いて来た。
海老名さんが「はやとくんが自らヒキタニ君に……! はち×はやいただきー」など何か騒いでいるが、ここは無視。

八幡「……ああ、これお前の椅子か。良いの使ってんな」

葉山「いや、対したこと無いよ」

んなわけあるか。高級感ハンパ無かったぞ、このリクライニングチェア。
ちょっと立つの名残惜しいと思いつつ、円状に並んだ椅子の中に、自分のものを見つけようと見渡した。

どうやら俺の椅子として設定されたのは、リビングのソファらしい。
腰を下ろすとお馴染みの感触が伝わってくる。

既に各々が自分の座るべき椅子に着席していた。
そういえばココペリさんの時は椅子は馬蹄状だったのに今度は違うんだな、とかどうでも良いことを考えていると、部屋の椅子に座る小町から声がかかる。

小町「お兄ちゃん、中二さんは? 最初のパイロットなのにどこ行ったの?」

八幡「さあな。そのうち来るだろ」

コエムシに目線を流しながら答えた。
するとぶんとコエムシが消える。

材木座の準備とやらが終わったようだ。
……自分で言っておいて何だが、良い予感がしない。
再びコエムシが現れた。そしてコックピット内の空気が変わる。


馬鹿でかい襟付きコートと漆黒の仮面を纏った、それはそれは痛々しい男が佇んでいたからだ。



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