22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/04(土) 22:08:14.17 ID:qFG3aE+A0
何を考えているのかと、通話を切った携帯をバッグに押し込みながら咲さんの方を見れば。
なぜか嬉しそうな顔をしていた。
和「―――家に帰れなくなったじゃないですか」
咲「自分で言ったじゃない。私の家に泊まるって」
和「それは咲さんが最初にお母さんに言うから!」
咲「そうだね」
和「そうだねじゃないですよ!」
咲「そんなに怒らなくても…なんでそんなにうちに泊まるのが嫌なの?」
不満げに聞いてくる咲さん。
本当にあなたは何も分かっていないんですね。
和「―――好きな人の家にふたりっきりで一晩なんて気が気じゃないんです!」
和「咲さんは忘れてるかもしれないですけど、私は今もあなたが好きなんですから!」
もう泊まるなら、どうにでもなれという気持ちで私は上着を脱ぎ捨てた。
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