過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄は絶望の城へと拉致されました 第二部【賭博黙示録カイジ】
1- 20
232:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/11(火) 00:44:48.11 ID:lkmE786h0

利根川「どけろっ! その機械を!」

利根川の叫びと共に黒服たちは鉄板に据え付けられている土下座強制器具をどかす……。

以下略



233:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/11(火) 00:45:18.86 ID:lkmE786h0

ジュゥッ……!

カイジ(利根川……!)

以下略



234:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/11(火) 00:45:56.63 ID:lkmE786h0

利根川「ぐうううぅぅ……! ぐぐぐぐぐぐ……! がああぁぁぁっ……!」

10秒……。たったの10秒がこれほどまでに永遠の時間のように感じるとは……。
しかし、利根川は苦痛の呻きは漏らし続けているが、この地獄の時間をただひたすらに耐え続けている……決して顔を上げようともせず……。
以下略



235:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/11(火) 00:46:31.81 ID:lkmE786h0

結局、利根川はこの生き地獄を12秒も耐え抜いてみせた。
だが、当然その後はまともに動けるはずもなく……利根川は精根尽き果ててしまっていた。
しばらく動けず、焼かれた患部を水で冷やしたタオルで応急処置をし、そのまま黒服に肩を担がれてプレイルームを後にしていく……。

以下略



236:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/11(火) 00:47:14.15 ID:lkmE786h0

兵藤「ヒッヒッヒッヒッ……彼がワシらの前で死に様を見せてくれなかったのは残念であったが……それはまたの機会としようかの……」

兵藤「ただし、次は君自身が骸を晒すかもしれんがな……」

以下略



237:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/11(火) 00:47:52.23 ID:lkmE786h0

利根川の最期を見届けたカイジたちはトイレに集まっていた。
カイジは自らが叩き割った鏡の前で耳の傷を押さえたまま立ち尽くしている……。

カイジ「俺は間違っていた……利根川は本当の敵じゃない……」
以下略



238:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/11(火) 00:48:34.20 ID:lkmE786h0

ゼッケン11「そんなことないですよ。充分勝ってますって! だからこそ、この金を手に入れられたんじゃないですか! ショーのギャラでも良いじゃないですか!」

他の参加者たちも一様に頷く。ゼッケン11番の手には、今回カイジたちが手に入れた2060万の大金が入れられたビニール袋がある。

以下略



239:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/11(火) 00:49:15.38 ID:lkmE786h0

森田「それは俺だって奴らは許せないさ。あんな悪党どもが得になるようなことなんてな……」

森田「だがな、カイジ……これだけは言える。俺たちじゃ奴は倒せない……」

以下略



240:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/11(火) 00:51:07.25 ID:lkmE786h0

カイジ&美緒「……」

森田「兵藤はそいつとよく似た狂人だ……」

以下略



241:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/11(火) 00:54:16.70 ID:lkmE786h0

森田「それに奴は俺たちと戦って自分が失うものなんて何もないだろうさ。数億の金なんかそれこそ端金だろう」

森田「もし奴を倒せる者がいるとすれば……銀さんだけだ」

以下略



331Res/331.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice