過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄は絶望の城へと拉致されました 第二部【賭博黙示録カイジ】
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30:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 11:01:02.82 ID:DMfbvU0b0

「おらおらっ! 何をグズグズしてやがる!」
「さっさと走れ! 走れぇーー!」
「クズが! ボケっとしてるんじゃねえ!」

その下の方では豪勢な料理をつまみながら見物する大勢の人間たちがはやし立て、馬鹿騒ぎしている!

「ったく、さっきと同じでどいつもこいつも腰抜けばかりだ!」
「とっとと行けって言ってるんだよ! 耳も聞こえねーのか!」

森田たちに口汚く罵声を浴びせかけ、さらにはゴミまで投げつけてくる!

美緒「な、何よ……これ」

森田「あいつら……俺たちを賭けてやがるんだ……!」

森田は設けられている電光掲示板を目にして全てを確信する。今回のギャンブルの全てを……!
それは競馬場などでよく見かける、競走馬の情報や倍率などを示すオッズ板と同じもの。
賭けられているのは当然、森田たち……つまり自分たちは馬……! すなわち、これは人間競馬なのである……!

森田たちゲームの参加者がギャンブルをするという話ではない。むしろ逆だったのだ!
下で騒いでいる連中は恐らく、金を持て余して贅沢な生活を送る成金たち……!
つまりは、パーティ客が楽しむための余興……!



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