過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄は絶望の城へと拉致されました 第二部【賭博黙示録カイジ】
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55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/19(日) 14:22:32.84 ID:ZUAGLs1q0

森田「ぐ……」

美緒「うう……」

安藤と共に落下しかけていた森田はかろうじて鉄骨に掴まり、宙吊りの状態となっていた。
足を踏み外した美緒も落下しかけたものの、森田と同様にぶら下がっている。ただし、片手で……。

美緒「ひっ……」

森田「下を見るな、美緒。手を伸ばせ」

森田は恐怖に打ち震える美緒の手を鉄骨へと掴まらせていた。

「いいぞ、いいぞ! 姉ちゃん!」
「もっといい所を見せてくれよー!」

下からの野次など気にすることなく、二人は鉄骨の上へと這い上がる。

美緒「はぁ……はぁ……死ぬかと思った……」

鉄骨の上で座り込む美緒は大量の冷や汗を流しながら息を震わせて息切れを起こしている。
危うく落ちかけ下手をすれば命が無かったのだから、たったあれだけでここまで消耗するのも当然である。



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