過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄は絶望の城へと拉致されました 第二部【賭博黙示録カイジ】
1- 20
83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/19(日) 17:42:53.88 ID:ZUAGLs1q0

安田「誠京を潰した帝愛のパーティなんて、どうせまともなものじゃねえんだ……」

有三「何でも向こうのビルで人間同士を落として競争させてたそうだぜ……。向こうでは成金どもが見物していたらしいが」

安田「おいおい……いくら何でも悪趣味だぜ。そんなもの見て何が楽しいってんだ?」

彼らはとてもここにいる資産家たちのように食事を楽しむような雰囲気ではない。
無理も無い。資産家たちがパーティの内容を事前に知り望んで参加しているのに対し、彼らは帝愛そのものに用事があるついででこのパーティに参加しているだけなのだ。

「彼らにとってはそれが愉悦なのだろう……。人が恐れおののき、泣きながら危険を侵しているその様をこうした安全な場所から見届ける……」

「そうするだけで、彼らは普段感じることのできぬ悦楽を感じるのだろう……」

安田たちと同じテーブルについて、静かに食事をする白髪の男……。
この男、今回招かれたVIPたちの中では最も大物な存在……。

「『安全』という名の愉悦をな――」

裏社会を牛耳る者たちならば知らぬ者はいない……裏社会のフィクサー。
天才的な才覚と悪魔じみた手腕で名を馳せる、『銀王』の異名を持つ男……。

――その男の名は、平井銀二……!


第二章終了……第三章に続く……!



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
331Res/331.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice