過去ログ - 【銀と金】森田鉄雄は絶望の城へと拉致されました 第二部【賭博黙示録カイジ】
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82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/19(日) 17:34:37.79 ID:ZUAGLs1q0

ここは人間競馬が行われたビルとは別の、スターサイドホテルメインビルの地上22階……。
薄暗い蝋燭の明かりの中で何十人もの人間たちが静かに食事を嗜んでいた。
彼らは今回の帝愛のパーティに招待された資産家たち……それも人間競馬の際に大騒ぎをしていた成金などとは格が違う……。この金の世を牛耳る本物のVIPたちである。

「くくく……」
「ふふふ……」

しかし、彼らは気味の悪い笑みを浮かべながらこれから行われるであろう新たなゲームの始まりを今か今かと待ち続けている……。
孤独な老いた王たちは、自分達の渇きを癒すためにこのパーティに参加しているのであった……。
そんな中、一室の一角のテーブルでは……。

「ったく……気分が悪いな」
「この連中……とても普通の神経じゃねえぞ……」

他のVIPたちとは異なり、心底機嫌を悪そうにしているのは少し場違いな柄の悪い三人の男たち。
元警視庁OB・安田巌。元毎朝新聞記者・巽有三の二人は周りの異様な空気に明らかに気分を害していた。



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