過去ログ - 向井拓海「The Passion――判定は許さない」
1- 20
165:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:34:44.38 ID:hGctJzQM0
 これでいい、まずは一つ。おっさんの縁は繋がれた。
次はまあ、御遠慮願いたいもんだが……贅沢は言えねえわな。気合で耐えっか。

「おーっと足が滑ったぁ!」

以下略



166:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:35:39.89 ID:hGctJzQM0
 痛い、痛い、痛い、呼吸が浅すぎる。

「おうおうおうおう、でかいケツしてんなねえちゃんよっ。
 逆さになっても、何てしつけ良い子良い尻してんな!」

以下略



167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:36:20.17 ID:hGctJzQM0
「おじょーちゃん、あんよが上手ってかぁ。ウシャシャシャシャ」

 こいつは御機嫌だ、楽しすぎて狂っていやがる。
おおかた景気づけに混ぜもんの多い煙草を使って、まんまイカレちまったんだろう。

以下略



168:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:37:07.13 ID:hGctJzQM0
「はいはい皆様ご注目〜、それでは止めと逝きましょか。
 チャ〜シュ〜メェ〜ンっとくっら」

 耳を澄ませば聞こえたのはか細い悲鳴。
観光客の誰かが惨劇に気付いて目を背けたんだろう。
以下略



169:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:37:56.75 ID:hGctJzQM0
 全てを終わらせる音が近づいてくる。
それでいい、あと一歩だ。
踏み込んで来い。


以下略



170:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:39:02.58 ID:hGctJzQM0





以下略



171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:39:57.65 ID:hGctJzQM0
「あたしはね献血が趣味だったから、アイドルポイント結構貯まっちゃってたんだ。
 短い白髪でお胸の小さな女の子、アンタを助けるには対になるあたしのレアメダルなら役に立つのかなってさ」

「アンタじゃねぇよ。その顔でその声でこれ以上アタシを呼ぶんじゃねえよ、ウンエイさんよぉ!」

以下略



172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:41:00.03 ID:hGctJzQM0
「助かるチャンスは与えたよ。シューコちゃんの願いだったしね。
 それを拒絶して上に来たのは向井拓海っしょ」

「アタシの事じゃねぇ。納得できねぇのはくるみの事だ。
 あんな良い子からレアメダルを取り上げよう何ざ、いったい何を考えていやがる」
以下略



173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:41:41.73 ID:hGctJzQM0
 限界だった。怒りを抑えきれずウンエイへと掴みかかる。

「ぐぁっ」

 刹那視界が反転。不思議な力でアタシは何もない空中へ逆さ吊りにされる。
以下略



174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:42:49.15 ID:hGctJzQM0
「あははは」

「無い。無い、どこへやったの?」

 だからペたぺた触るなっての、くすぐったい。
以下略



192Res/147.17 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice