過去ログ - 向井拓海「The Passion――判定は許さない」
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171:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:39:57.65 ID:hGctJzQM0
「あたしはね献血が趣味だったから、アイドルポイント結構貯まっちゃってたんだ。
 短い白髪でお胸の小さな女の子、アンタを助けるには対になるあたしのレアメダルなら役に立つのかなってさ」

「アンタじゃねぇよ。その顔でその声でこれ以上アタシを呼ぶんじゃねえよ、ウンエイさんよぉ!」

以下略



172:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:41:00.03 ID:hGctJzQM0
「助かるチャンスは与えたよ。シューコちゃんの願いだったしね。
 それを拒絶して上に来たのは向井拓海っしょ」

「アタシの事じゃねぇ。納得できねぇのはくるみの事だ。
 あんな良い子からレアメダルを取り上げよう何ざ、いったい何を考えていやがる」
以下略



173:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:41:41.73 ID:hGctJzQM0
 限界だった。怒りを抑えきれずウンエイへと掴みかかる。

「ぐぁっ」

 刹那視界が反転。不思議な力でアタシは何もない空中へ逆さ吊りにされる。
以下略



174:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:42:49.15 ID:hGctJzQM0
「あははは」

「無い。無い、どこへやったの?」

 だからペたぺた触るなっての、くすぐったい。
以下略



175:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:43:46.40 ID:hGctJzQM0
 今までは義憤で口を開いていた。
だけどよ頭に血が降っちまったせいか、どうにも嫌悪感が抑えきれねぇんだわな。
誰が好き好んでこんな頭の悪い話をするかよってんだ。

「何を言ってんの、アイドルポイントはぎりぎりでプラスになってるっしょ?
以下略



176:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:44:57.51 ID:hGctJzQM0
「さっきからどこを見て……下? あれはくるみ」

「上に行けるのはレアメダルを取り出される奴だけ。
 だからアタシはここへ来て、レアメダルを取り出される事が決まっただって」

以下略



177:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:46:02.52 ID:hGctJzQM0





以下略



178:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:47:20.56 ID:hGctJzQM0
 服の上からでもわかる。バストはおっきい、ウエストはふつう、ヒップはまあまあ。
きっとこの先もくるみの苦労はずっと続くだろう。

「向井拓海 最終合計でマイナス1 ヤンキーポイント。
 手違いで集計が遅れました事、誠に申し訳ございません」
以下略



179:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:48:11.85 ID:hGctJzQM0
「あははは、さあ柳ぃ。判定の時間だ。
 アタシの未来を教えやがれ!」

「だから最初に言ったでしょう。
 貴女はアイドルを生み出す為の犠牲の羊へ選ばれたの、とても名誉な事なのよ」
以下略



180:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:49:11.06 ID:hGctJzQM0
「ねえ、最後にまた聞かせてよ。
 あの娘を救えば、昔の自分が救われるとでも思った?」

「くるみはアタシだ。アタシの半分だ。
 あの娘が救われるなら、アタシは満足だ」
以下略



181:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/06(月) 21:49:54.21 ID:hGctJzQM0
「ちぇー、なーんか釈然としない気分。
 あれ? 特攻隊長じゃん。ここにいるってことは上手く立ち回ったんしょ」

「おう、しおのおかげでな。上手く行ったぜ、ありがとよ」

以下略



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