17: ◆8HmEy52dzA[saga]
2014/10/08(水) 18:38:46.35 ID:B+mP747VO
「フヒヒ……か、かわいい」
「そ、そうか……」
恍惚の表情で亀を弄ぶ星はなんというか、ある意味似合っていた。
と、
「おはようございまーす」
事務所に男性の声が響く。
おかしいな、この時間帯、僕以外に男の社員が来ることはない筈なんだけれど。
宅配便か何かか?
「はーい」
急いで玄関へと向かう。
すると、そこには、
「……え?」
男にしては長い髪。
ぴんと天を突くアホ毛。
やる気のない顔つきに目。
なんだこのイケメンは。
こんなイケメンがこの世にいていいのか?
「……あれ?」
そして、うなじに微かに見える、吸血の跡。
「「僕……!?」」
声が見事に調和する。
目の前にいたのは、他でもない。
阿良々木暦、僕その人だった。
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