過去ログ - ラブ「大丈夫ですか?」湊耀子「・・・え」
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192:[sage]
2014/11/19(水) 23:33:20.44 ID:zBFbVQXU0

 湊「はっ、はっ、はっ・・・」

 湊は一定のリズムで呼吸をしながら誰も通っていない薄暗い道でジョギングをしていた。
 この世界に慣れ始めて来てから、湊はこの早朝の時間を使ってトレーニングをしているのだ。
 四ツ葉町の大きな川が流れている河川敷の横にある道を走り続けて、湊はゆっくり立ち止まると坂を滑るように下った。
 そこは数日前にローズアタッカーでヘルヘイムの森に行けるのか実験をしてみた河川敷だった。
 湊は両足を少し広げて肩の力を抜き目を瞑って、精神統一をした。耳を澄ませばそよ風に揺れて葉と葉が擦れて音を立てているのが聞こえる。  
 深くゆっくりと深呼吸をして、目を開き両腕を腰に構えた。

 湊「フッ!」

 左足を軸にして右足のキレのある鋭い蹴りで空を切った。無音の世界で風切り音が響く。
 次に右足を地面につけて三連続で空を切った。
 最初は低く蹴って敵の足を狙い、次は少し高く上げて蹴って腹部、そして限界まで蹴り上げて顔部分を攻撃する様に見えた。
 
 湊「ハァッ!」

 今度は最初は右足を軸に左足の華麗な回し蹴りの後、左足を地面につけて軸にし右足の踵での回し蹴りを放った。
 


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