過去ログ - ラブ「大丈夫ですか?」湊耀子「・・・え」
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2014/12/16(火) 18:03:58.06 ID:DPWLCv8eO
祈ルト・タッキー「湊さん!」
湊「だ、大、丈夫・・・ぐっ、はぁ・・・はぁっ」
祈里とタルトは、床に胸辺りを手で押さえて苦しみながら踞っている湊に駆け寄った。湊は
心配させまいと微笑もうとするが、肺を締め付けられるような衝動に襲われ、先程よりも背を丸めて踞る。
サウラー「ふっふっふっ、アーマードライダーは倒した。残りはプリキュアだけだ!」
ナケワメーケ「クルクルー!ガッシャーン!」
ピーチ「お姉ちゃん!」
ピーチは祈里とタルトの前で倒れている湊を目にして、駆け寄ろうとした。しかし、湊は苦し紛れに「来ないで!」と大声で叫ぶ。
湊「今・・・倒すことに専念しなさい!」
ピーチ「お姉ちゃん・・・。・・・うんっ!」
ピーチは湊にような射抜かれるように見つめられ、少しの迷った後あの時と同じように腹を括ってナケワメーケに立ち向かった。
それを見て、湊は頷くと上半身を起こして腰に装着しているゲネシスドライバーを外し、転がっているピーチエナジーロックシードを手に取り、片手を付いて膝立ちになった。
祈ルト「湊はん立ち上がっちゃアカンて!」
タッキー「さっきより苦しくなっちゃいますよ!」
湊「いいの。それよりも、アイツを倒さないと」
そう言うと湊は徐に、タルトの腰にゲネシスドライバーを当てた。側面の穴からベルトが勢い良く出てくると反対側の側面の穴にカチャッと填まった。
祈ルト「えっ、な、何しはりますの?」
湊「変身してみたいって言ったのは、タルト君でしょ?」
祈ルト「!・・・湊はん・・・」
タルトは湊が引きった笑顔でロックシードを差し出しながらそう言ったのに、何を意味したのかがわかった。それには祈里もすぐに理解し、タルトと顔を見合わせた。
祈里は力強く頷いて、タルトも最初は戸惑いながらも覚悟を決め、ニカッと笑った。
祈ルト「ヨッシャア!やったろやんけぇ!」
タッキー「うん!」
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