125:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/13(月) 06:52:25.36 ID:CvaRcgp40
小町「それはダメだよ、お兄ちゃんっ。小町はあと少しで受験なんだし」
八幡「そう、だな…。すまん…」
俺はアホか。
小町はもう少しで受験だ。こんなケロッとしている様に見えるが、実際は肉体的にも精神的にもかなり辛い時期のはずだ。そんな小町を頼ろうとしてしまうなんて、最低だな…
頭の中で自分を責めていると、でも、と小町は続けた。
小町「せっかく話してくれたお兄ちゃんにヒントくらいはあげちゃいますっ。さっきの話からすると今日の放課後その3人と話すんでしょ?」
八幡「あぁ。考えただけで恐ろしくてチビっちまいそうだが…」
小町「もう、これだからゴミいちゃんは。良い?今日その時になったらお兄ちゃんは喋らなくて良いの!」
八幡「は?どういうことだよ」
小町「ただ黙ってあの3人の話をしっかり聞いて。そしたらきっと、早いうちに答は見つかると思うよ。これが小町からのヒントですっ」
………さっぱり意味が分からん。
俺はその場で無になってれば良いのか?だが一色が話す内容は当然昨日の事だろう。そして俺は当事者だ。きっと話を迫られるし、何かしらフォローしていかないと一色がアホな事を言いそうだし…
だが、小町の助言はいつだって有力だ。今までも何度も俺を助けてくれた。ならやはり、従うのが吉なのだろうか…。
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