241:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/22(水) 11:36:44.01 ID:1OUiNQM90
いろは「先輩」
帰ろうと立ち上がりかけた俺に一色が声をかけてくる。
なんだよ、と聞き返すと一色は布団から顔を出した。
いろは「え?ちょ、なんで帰ろうとしてるんですか?!」
八幡「あ?お前を寝かせつけたんだから看病終了だろ。だから帰ろうとーー」
いろは「バカですか?先輩はバカなんですか?看病といったら今日うちの親が帰ってくるまでですよ」
八幡「おい待て冗談だろ。お前の親はいつ帰ってくんだよ?」
いろは「早くて明日のお昼ですねー」
八幡「なん…だと……。つかそれ今日ですらねぇじゃねえか。お断りだ。せめてお前の言うように今日までだ。そこまでが俺の最大の譲歩だ」
いろは「……………」
う〜む…と目を閉じて考え込む一色。
いや考えるほどのことでもねぇだろ。
明日までってことはつまり今日俺はここに泊まるってことだろ?無理だ。精神的に無理だ。
いろは「わかりましたよー、それで手を打ちましょう。その代わり、今日は先輩は私の言うことちゃんと聞いて下さいね」
八幡「……………倫理的で理性的で俺にできる内容ならな」
………はぁ、面倒くさいし、最悪だ…。
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