29:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/10(金) 13:46:07.59 ID:cvkzOU2VO
静「さて、本題に入らせてもらうが。近頃、とりわけ冬休み明けから妙な噂を聞いてな。」
八幡「噂?」
静「あぁいや、実際は噂というか目撃情報でな。情報提供者は私の友人の友人だ。」
何か胡散臭いな…。
静「なんでもその私の友人の友人によると総武高校の生徒が毎日夜の19時前あたりからから20時半前後までデ、デデ、デートをしているというのだ。」
八幡「は、はぁ」
なんでその歳にもなってデートって単語で詰まるんだよ…。もしかして、したことないのか…。
八幡「それと俺の何の関係が?」
静「まぁ最後まで聞け。その私の友人の友人によると、総武校の生徒で男の方は何とも言えないほど目が腐っているんだそうだ。」
ツーッと背中を嫌な汗が通る。
静「女生徒の方は何だかふわっとした、まるで生徒会長の様な顔をしているそうなんだがーーーー」
平塚先生の言葉はどんどんと熱を帯びてきて今にも爆発しそうだ。
俺は全身汗だくである。
静「ーーー比企谷、どういうことだぁぁぁぁぁああああっっっ!!!!!」
クワッと音がしそうな勢いで見開かれた目からは今にも火が出そうだ。だが急にショボショボとなっていく。次第にはソファの上で膝を抱えて下を向いてしまった。
静「なぜなんだ、比企谷。私はお前の事は信じていたのに…グスッ。私の目の前でイチャコライチャコラと…ズズッ。だいたいこの世界はおかしいのだ。こんな目の腐った男に女ができるより、私に男ができる方がよっぽど確率は高いはずではないか…グスッ。そんなの、国語教師の私でも直感的に分かることなのに…ズズッ。」
泣き出してしまった。ていうか情報提供者アンタ自身かよ…。
八幡「あの、先生。俺は別に一色と付き合っていませんよ。ただ生徒会の手伝いをしてただけです。それに先生は本当に美人なんで男の方が近寄り難いだけじゃないっすかね…」
何か酷い事言われてたのは俺の方なのに慰めてしまった。
そうこうしている内に先生は泣き止み、俺も職員室を後にした。
誰か今すぐもらってあげてっ!!!!
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