39:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/10(金) 21:03:46.58 ID:K9iA4mB40
そう言うと一色は俺の返答を待たずにスタスタと家とは違った方向へと歩いていく。
俺もそれに習って後ろを付いていった。着いた先は小さな公園だ。2人一緒にベンチに座る。
こんな夜に後輩の女の子と公園で2人きり…だが俺は知っている。こんな絵に描いたようなシーンでも俺にラブコメの神は降りては来ない。
俺も一色も制服の上にコートを羽織ってはいるがすでに1月の半ばだ。夜に外でじっとしているのはまるで修行よようだ…。
なので正直俺も早く帰りたかった。それに一色も先ほどから手を擦り合わせて手に息を吐いている。その白い息が手にかかるのが電灯に照らされて妙に艶めかしい。
一色が喋りそうにもなかったので俺から口を開くことにした。
八幡「何かあったのか?」
一色が目をパチクリさせて俺を覗き込んでくる。何で?とでも言いたげな顔だったので先に喋る。
八幡「いや、ほら、…何かお前、あんま喋らねえし、何も買わねえし…。なんとなくそう思っただけだ。」
すると一色はクスッと笑って言う。
いろは「いえ、別に何でそう思うか?が聞きたい訳でわなくてですね、先輩が心配してきた事がなんだか可笑しくて…」
八幡「悪かったな、柄にもないことして…」
いろは「……いえ。」
また少しの沈黙があった後、今度は一色が先輩、と言って切り出した。
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