過去ログ - いろは「せーんぱいっ」八幡「」
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457:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/11/19(水) 14:06:46.07 ID:zffRXoCSO




こほん、今度は俺のの咳払い。



八幡「だけどお前はどうなんだ?やっぱそういうなんつーか、ザ・青春!、みたいなのに憧れてるんじゃねぇのか?」

いろは「んー、私は今はそんなの全く思わないですねー。だって私が今付き合ってるのは先輩ですからっ!」

八幡「……なんかわりぃな。お前の憧れを壊しちまって…」

いろは「えっ?!あっ、いやそういう意味じゃなくてですねっ!その、なんと言いますかぁ、んー、その、今こうして先輩といるのは、そんなの考える必要ないくらい、私にとっては幸せ、っていうか何というか…………せ、先輩?」



俺が黙りこくっているのを不思議に思ったのか一色が俺の顔を覗き込んでくる。
見るな、マジで今見るな。
マジで絶対顔真っ赤だから見るなっ!
そんな俺の横顔を見て、自分の今言ったことを頭の中で反芻したのだろうか、一色の顔もまたみるみる紅く染まる。



いろは「い、今のはえっとその…」


あわわわ、とオロオロしている一色を横目で見ていると何だかこの照れが可笑しくなって、つい口元が緩みそうになる。
いや、実際には緩んでいたのだろう。
それを一色に指摘されたのだから。



いろは「ちょっ、何わらってるんですかーっ!」

八幡「別に笑ってねぇよ」

いろは「先輩がにやけてるとキモいだけなんでやめて下さい呪われそうですっ」

八幡「ひでぇ…」



それはあんまりだろう?
俺の笑顔を見た者は呪われるとか闇の組織から正式にオファーきちゃうんじゃねぇの俺?
もうオカルトなんて、言わせない!
こほん、と一色の咳払い再び。


いろは「とにかくっ、私が言いたいのは先輩との沈黙なら別に気になりませんないし、むしろ全然OKウェルカムばっちこいってことですよっ!」

八幡「お、おぉ…」




その後、しばらく2人を静寂が包んだ。







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