過去ログ - 千早「私たちは、インフェルノスターズ!」
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61: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/11/29(土) 01:57:04.20 ID:Edxr6Z4mo

響「親友が悩んでいるなら、助けたいんだ。一緒に考えて、答えを出したいんだ。
  お節介なことは、迷惑なことは分かってる。分かってるけど……少しだけ、力になりたい」

 ダメかな、と自分が言うと、千早は浅く俯いた。
以下略



62: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/11/29(土) 01:57:53.87 ID:Edxr6Z4mo

千早「素敵なことだと思う。私は、そんなみんなが大好きだから」

 そのときに見た千早の笑顔は、宣材の写真より何倍も美しくて。
 思わず、見惚れてしまうぐらいだった。
以下略



63: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/11/29(土) 01:59:16.60 ID:Edxr6Z4mo

 ――――
 ――

「アイドル対抗歌合戦、続いてはインフェルノスターズ――」
以下略



64: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/11/29(土) 02:00:18.05 ID:Edxr6Z4mo

 ◇

真美『――ゆきぴょん、こっちこっち』

以下略



65: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/11/29(土) 02:00:59.46 ID:Edxr6Z4mo

真美『大丈夫だよ千早お姉ちゃん! 真美たちが歌ってる間に、ひびきんが何とかしてくれるってぇ』

響『なんとかって……まあ、なんとかしたいけどさ』

以下略



66: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/11/29(土) 02:01:38.76 ID:Edxr6Z4mo

千早『おおごとにはしないで欲しいの。私は、それだけで良いから』

響『分かってる。ちょっと釘を差してやるだけ』

以下略



67: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/11/29(土) 02:02:52.03 ID:Edxr6Z4mo

 誰だか分からない犯人に接触するには、これぐらいしないと。
 そう言いながら”仕掛け”を準備する真美と、それを手伝う雪歩は、不思議とどこか楽しそうだった。

響『良し。……みんな、一旦集まって』
以下略



68: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/11/29(土) 02:03:21.66 ID:Edxr6Z4mo

真美『もちろんっ! ひびきんと同じくらい暴れるかんねっ』

雪歩『一瞬でも気は抜けないから……アイドルクラシックに向けて!』

以下略



69: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/11/29(土) 02:03:57.93 ID:Edxr6Z4mo

 自分は楽屋の外でこっそりと待機をする。
 正面の自販機コーナーでジュースを買うふりをしながら、様子をうかがっている。

 いまはフェルノスの収録中で……アイドル同士のトークコーナーを後に撮影することを考えると、
以下略



70: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/11/29(土) 02:04:53.35 ID:Edxr6Z4mo

 ……こちらに、ひとりでゆっくり歩いてくる誰かがいる。
 人影は吸い込まれていくように、フェルノスの楽屋へと入っていく。

響「誰だろう」
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71: ◆K8xLCj98/Y[saga]
2014/11/29(土) 02:05:21.18 ID:Edxr6Z4mo

響「……いやいや」

 ……いや、千早だったら自分がここに居ることを知っている。
 それに、忘れ物を取りに来たのだったら、自分に声をかけるだろう。
以下略



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