過去ログ - 響「行きつけのお店」
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14:1[saga]
2014/10/10(金) 23:17:29.65 ID:M6pjPsFx0

「そっか! じゃあ、どんなの作って欲しい? あ、ドレスとかは流石に無理かなぁ」

「えっと…………。 さっきおねえちゃんが言ってたの」

「え、セーター?」

「それ!」

「えぇぇ………………」

「だめなの?」

「いや、ダメじゃないけど。 毛糸編んだだけの服だぞ? 地味だし、可愛くないし」

「それがいい!!」

少女の意志は、言葉の端々からも伝わるように強く、
とても「けど」、と反論する余地も無かった。

「…………解った、じゃあセーター作ったげる!!」

こうなったらこっちから折れるしかあるまい、参ったと言わんばかりに一度笑うと、
返すかのように少女は、口の両端に笑窪を作った。


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