23:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/10/13(月) 14:23:37.54 ID:b1cDtj/4o
「え? ちょっと」
「ばか」
ぽこ、ぽこ。
拗ねたような表情のままの渋谷さんに、無言で叩かれ続けている。
何なんだ、一体これは。可愛いけど。
「こら、凛! 何やってんだ」
プリムスの担当が慌てて駆け寄ってきた。
「すみません! ほら、凛もちゃんと謝らないか」
「……ごめんなさい」
「あぁ、いや別に俺は怒ってませんけど……」
「本当に申し訳無い。……一体どうしたんだ、凛。普段はこんな事する子じゃないだろ」
担当の問いかけに対しても、渋谷さんはふてくされたままだった。
そんな渋谷さんの肩を、随分と機嫌の良さそうな北条さんがぽんぽんと叩く。
「ごめんね。いま凛、ご機嫌斜めだから。ほら、そろそろお仕事モード」
「……分かってるよ。靴、履いてくる」
いつもの顔になった渋谷さんが、担当と共に準備へ戻る。
それを見送っていた神谷さんと北条さんは、しょうがない奴だとばかりに苦笑していた。
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