過去ログ - ほむら「そしてまた……叛逆の物語」
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20: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:14:23.96 ID:xeJGG1ho0
杏子「…………」
杏子はまどかの背中を見つめつつ、
21: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:15:19.39 ID:xeJGG1ho0
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その日の昼。
チャイムが鳴り、昼休みになった途端にさやかは立ち上がると、ほむらの元へと歩いていった。
22: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:16:34.13 ID:xeJGG1ho0
──暁美ほむらは、クラス内どころか学校中で浮いている。
いや。
基本的に無口であり、美人であり、他の誰にも持ち得ない近寄りがたい雰囲気を漂わせているので、
23: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:18:04.11 ID:xeJGG1ho0
ほむら「……構わないけれど」
言って、彼女は左手で髪をかき上げる。
24: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:19:08.92 ID:xeJGG1ho0
さやか「悪いね、杏子、まどか、ちょっとだけこいつ持ってくわ!」
さやかは、先ほどまでの空気など感じさせないいつもの様子で、近くのまどかと杏子に言った。
まどか「うんっ」
25: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:20:47.71 ID:xeJGG1ho0
まどか「杏子ちゃん、行こっか?」
まどかからの誘い。
いつもは、さやかとほむらを含め、
26: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:22:11.28 ID:xeJGG1ho0
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マミ「…………」
杏子のテレパシーを受けたマミは、さやかとほむらが対峙する様子を、校外の高層マンションの屋上から見ていた。
27: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:23:12.03 ID:xeJGG1ho0
──マミはともかく、これまでにも杏子は、さやかがあのような行動を取るのを目にした記憶があった。
ただし、彼女のその行動の真意は知らなかったが……
マミも含め、今は違う。
28: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:24:20.35 ID:xeJGG1ho0
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ほむら「──で? 私をこんな所まで引っ張り出してなんなのかしら?」
さやか「あんたはなにがしたいのさ?」
29: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:25:33.48 ID:xeJGG1ho0
ほむら「……なにが言いたいの?」
さやか「いくら居心地がよくても、永遠に続きやしない幻をただ与えられたり、
手にしたってだけであんたは満足なのかって言ってんの」
30: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:29:36.32 ID:xeJGG1ho0
ほむら「そんな事より、今回は随分と早かったわね。
記憶を取り戻すの」
さやか「……そうだね」
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