過去ログ - ほむら「そしてまた……叛逆の物語」
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38: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:39:22.53 ID:xeJGG1ho0
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杏子「…………」

その日の夜、杏子は自分の部屋でマミとメールでやり取りをしていた。
以下略



39: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:40:40.40 ID:xeJGG1ho0
杏子『ああ。あんたに二人を監視して貰うのも含めてかなり大胆な行動だったけど、
テレパシーが使えないのは厳しすぎるからな。
問題無く出来て助かったよ』

それに、杏子が返信する。
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40: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:41:51.16 ID:xeJGG1ho0
杏子(学校があったり、魔獣退治があったり……
さやかと暮らしている今の状況だと、マミと二人で会ったりってのはなかなか難しいからな。
あいつは一人暮らしだからまだマシだけど)

ほむらに行動を悟られない為になるべく普段通りにしておきたい彼女としては、
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41: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:44:03.85 ID:xeJGG1ho0
マミ『あと四日……か。
やっぱり大変ね』

杏子『だが、話の通りあいつは神だの概念だのってほどではないみたいだからな』

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42: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:45:30.52 ID:xeJGG1ho0
杏子『そもそも『悪魔』ってのもアレだし、これならやってやれなくはないさ』

マミ『そうね』

この次元を作ったのはほむらだが、だからといって彼女が、
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43: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:47:06.45 ID:xeJGG1ho0
杏子『ったく、厄介なモンだね』

マミ『……早く仲間を増やさないと』

杏子『ああ。
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44: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:48:01.17 ID:xeJGG1ho0
杏子『ホントは気が進まないけどな……』

マミ『でも、『あの子』がそう言うのならば、力を借りない訳にはいかないわね』

杏子『おう。
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45: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:49:25.48 ID:xeJGG1ho0
杏子『──あとは……
最終的にはさやかにも協力して貰うつもりだが……』

彼女はまだ、現在の杏子やマミ、そしてなぎさほどの事情は知らない。

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46: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:50:56.01 ID:xeJGG1ho0
杏子『あいつ意外と演技派だからな。
余計な問題さえなければ他の能力的にも絶対に必要なヤツだから、
さっさと事情を説明して手を貸して貰いたいってところだったんだろうけど』

杏子は、かつてほむらのソウルジェムの中に在った世界で、立ち回っていたさやかの姿を思い出しているのだろう。
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47: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:52:17.75 ID:xeJGG1ho0
杏子『……でも、あいつを利用しているみたいで気分がよくねーよな』

マミ『そうね……
言い方は悪いけれど、はっきり言って囮になって貰ってる訳だからね。
なるべくならこんな状態は続けたくはない』
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48: ◆LeM7Ja3gH2ba[saga]
2014/10/13(月) 18:53:52.21 ID:xeJGG1ho0
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次の日の放課後。

杏子「さーて、帰るか」
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