過去ログ - 元お嬢様「安価とコンマで大勝負」アフロ「クインテット!」(5スレ目です)
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131: ◆k9ih1s9J/w[saga]
2014/10/20(月) 22:38:20.34 ID:iRAqIx3v0
魔法局受付の女性と共和国軍魔導長の二人は、いち早く事態を把握し、魔術を防ぐ壁で囲まれた魔法局局長の部屋に逃げ込んでいた。

局長「初心者の部で起きた事故で魔法局が壊滅状態……。一体どんな魔術師ならこんなことができるのだ……」

受付「残念ながら私は存じ上げません。犯人は黒魔術師ですが、邪教については詳しくありません」

魔導長「これは……アレかもしれんぞ」

局長「魔導長さま!? ご存じなのですか!?」

魔導長「うむ。アレは……アレじゃな。えっと……」

受付「冴える光をどうぞ」パァァ

魔導長「ハッ! 思い出したぞ! アレとは歴史書に語り継がれし吸血鬼!」

受付「いい仕事しましたね私」

魔導長「周囲を闇に閉ざし生命力を吸い上げる性質は文献と一致している……」

局長「ちょ、直接血を吸うとは限らないのですか……」

魔導長「これは、まずいことになったかも知れんぞ。どれほどまずいかというと、かつて現れた吸血鬼はいくつもの国を滅ぼしたと言われている」

局長「ならば急いで応援を呼ばねば!」

受付「失礼。各ギルドの実力者も軍の有力者も、国際承認式典のために王都へ出払っているのでは?」

局長「クッ……! 黒幕がいるとするならばこの日を狙ったというのか……!」

魔導長「安心しなさい。何人か町に残っている実力者に心当たりがある。連絡を取ってみよう」


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