過去ログ - オッツダルヴァ「問おう。貴様が私のマスターか?」 凛「……」
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491: ◆x7JZyt0a6.[saga]
2014/12/06(土) 23:03:06.31 ID:ezX2yAwWO

テルミドール『私は貴様を認めない。貴様に染み付いた“正義の味方”などという理想とやらは、決して叶うことはないと断言してやろう』

士郎「っ……! 何が言いたい!?」

テルミドール『全ての人類を、等しく救うことなどできない。そのようなことくらい、既にわかっているはずだ。今の世界の有り様を見せつけられてもなお、自身の無力さを認識できぬとは、全く我ながら同情に値するな』

士郎「黙れッ!!」


俺は、腹一杯に力を込めて吼えた。

そう、こいつの言ってることは余りにも現実味がありすぎて、だからこそ腹が立つし、何より認めたくない。

俺がどんな思いで戦おうが、こいつには一切関係ないことだ。

でもどうしてか、こいつの言葉を聞いてると、何だか自分の目の前に巨大な壁が立ち塞がるかのような、重苦しい感じがしてしまう。


士郎「お前にそんなことを言われる筋合いはない! お前が何を見てきたか知らないが、だからって俺の信念が揺らぐことはないんだよ!」

テルミドール『……そうか。もはや何を言っても無意味……』


巨大な銃口が、光を灯し始めた。

今から逃げても、間に合わない――。

このままだと俺と遠坂は、間違いなく塵一つ残すことなく消し飛ぶだろう。


遠坂「ア……アーチャー!!」

テルミドール『……さらばだ。愚かな男よ』


刹那、銃弾が黒いACの銃火器に直撃した。

俺達に突きつけていたその武器は爆散し、黒いACはブースターを吹かして後退する。


フィオナ『マスターに手を出す者は、誰であろうと容赦はしません。それは、“彼”の意向でもあります』



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