過去ログ - オッツダルヴァ「問おう。貴様が私のマスターか?」 凛「……」
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492: ◆x7JZyt0a6.[saga]
2014/12/06(土) 23:32:04.37 ID:ezX2yAwWO

士郎「フィオナ!」

フィオナ『お二人とも、ご無事ですか?』

凛「あたしと士郎は大丈夫! でもあなた、どうしてここがわかったの? 家の警備は?」

フィオナ『……そのことなのですが、実は……』


ホワイト・グリントの機体越しに、フィオナの申し訳なさそうな声が聞こえる。

何か、とても不吉な予感がした。


フィオナ『……あの二人は、屋敷から姿を消しました』

士郎「!! 桜とイリヤが……!?」

凛「えっ!? ちょ、ちょっとそれ、どういうわけ!!」

フィオナ『……! 二人とも下がってください!』


黒いACが体勢を立て直したようだ。

こちらを見据えているのがわかる。


テルミドール『やはり邪魔をするか……ホワイト・グリント』

フィオナ『あなたは……あなたは一体、何者なのです?』

テルミドール『ORCA旅団長、マクシミリアン・テルミドールだ。私自身、扇動家であり、諦観者であり……複雑な、あるいは分裂した男だ』


テルミドールと名乗ったそいつは、ホワイト・グリントに向かってライフルを放った。

クイックブーストを使って、レイヴンはそれを避ける。


凛「アーチャー、やめて! どうしてあんたが、こんなことしなきゃならないの!?」

テルミドール『……既に決まった運命だ。もはや避けては通れまい』


対峙する黒いACとホワイト・グリント。

両者の間には、もう割って入る余地もない。

今まさに、火蓋は切って落とされようとしていた。


テルミドール『見せてみろ。リンクス戦争の英雄の力を』



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