過去ログ - オッツダルヴァ「問おう。貴様が私のマスターか?」 凛「……」
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◆x7JZyt0a6.
[saga]
2014/12/06(土) 23:32:04.37 ID:ezX2yAwWO
士郎「フィオナ!」
フィオナ『お二人とも、ご無事ですか?』
凛「あたしと士郎は大丈夫! でもあなた、どうしてここがわかったの? 家の警備は?」
フィオナ『……そのことなのですが、実は……』
ホワイト・グリントの機体越しに、フィオナの申し訳なさそうな声が聞こえる。
何か、とても不吉な予感がした。
フィオナ『……あの二人は、屋敷から姿を消しました』
士郎「!! 桜とイリヤが……!?」
凛「えっ!? ちょ、ちょっとそれ、どういうわけ!!」
フィオナ『……! 二人とも下がってください!』
黒いACが体勢を立て直したようだ。
こちらを見据えているのがわかる。
テルミドール『やはり邪魔をするか……ホワイト・グリント』
フィオナ『あなたは……あなたは一体、何者なのです?』
テルミドール『ORCA旅団長、マクシミリアン・テルミドールだ。私自身、扇動家であり、諦観者であり……複雑な、あるいは分裂した男だ』
テルミドールと名乗ったそいつは、ホワイト・グリントに向かってライフルを放った。
クイックブーストを使って、レイヴンはそれを避ける。
凛「アーチャー、やめて! どうしてあんたが、こんなことしなきゃならないの!?」
テルミドール『……既に決まった運命だ。もはや避けては通れまい』
対峙する黒いACとホワイト・グリント。
両者の間には、もう割って入る余地もない。
今まさに、火蓋は切って落とされようとしていた。
テルミドール『見せてみろ。リンクス戦争の英雄の力を』
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