過去ログ - オッツダルヴァ「問おう。貴様が私のマスターか?」 凛「……」
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548: ◆x7JZyt0a6.[saga]
2015/03/26(木) 17:13:07.27 ID:co/hEiCnO


凛「衛宮君……」



崩れ去った瓦礫の陰で、凛は士郎の戦いを見守っていた。

自らのサーヴァント――ネクストを駆る存在であるリンクスを失った彼女には、もはや魔術の域を超えた巨大兵器に対抗する力はない。

だから今は、命を賭して戦う一人の少年の、ただ無事を祈ることしかできない。



凛「き……きゃあぁッ!!」



突如吹き抜けた突風に、思わず凛は悲鳴を上げる。

直後、青い塗装で彩られたACと思わしき機体が、彼女の近くに降り立った。

敵かと思って一瞬身の危険を感じたが、直後に聞こえた意外な声に、その警戒もすぐ解けた。



大河『どうやらお前も無事のようだな、遠坂』

凛「ふっ、藤村先生!?」

大河『詳しい話は後だ。とにかく乗れ』


≪ZIO MATRIX≫とプリントされた肩のエンブレムがくっきりと見え、青いACが腕を下ろし、掌のマニュピレーターで合図を出す。

考えるより早く、凛は言われるままに走っていった。



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