127:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2014/11/07(金) 22:02:23.91 ID:UgVGW/fno
「でもね、私そのお手紙に書いてあることちゃんとしなかったの」
「……」
何を言わんとしてるかは、真姫ちゃんにはすぐに伝わったようで
また、チクリとする。
「それで、今日までずっとその件は放置」
「えへへ…自分でやっておきながらなにやってるんだ、って感じだよね」
「いつもの私ならそもそも手紙を用意するなんて回りくどいことはしないし」
「……そうね」
真姫ちゃんは少し笑って、でもどこかぎこちない笑いだった。
「でね、そのことから逃げ回って…このざまってわけ」
「ほんと…情けない…よね……」
「…穂乃果」
思わず、下を向いてしまう。
情けない顔を真姫ちゃんに見せたくなくて。
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