過去ログ - 摩耶「…くそがっ!」提督「…恨んでくれても構わんよ」
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1:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/10/15(水) 23:26:58.25 ID:lyiVEyVA0

初SSになるのでおみぐるしい面多々あるかと思います。
一部に独自設定があります。
このSSは>>1のプレイ回想録となります。プレイ中に艦娘とこんな会話を…みたいな妄想てんこ盛りです。



2013年4月
太平洋に出現した深海棲艦による被害が多発し、太平洋上の海路・空路がほぼ壊滅。
各国が深海凄艦に対抗するための艦娘を開発し、対応に当たったが世間、特に日本国内での注目度は高いとは言えなかった。
国内政治・経済こそ混乱したものの、東南アジア・中東のシーレーンはまだ無事だった事もあり、国内の民間人の生活自体には大した影

響も無かったのだ。
人々の興味はそれよりも意思のある少女型兵器を意図的に開発する事、その少女達を戦いに向かわせることの非人道さに集中、
国内では艦娘による深海凄艦対策への非難、しいては艦娘そのものへの非難が起こり始めており、艦娘の建造も艦娘を指揮する人材の募

集・育成も思うように捗らなかった。

私は丁度そのころ艦娘募集の張り紙を見て、応募。採用が決まり、当時唯一の艦娘の拠点である横須賀鎮守府に配属される事になった。

「アンタが私の司令官ね?さえない顔してるけど…まぁ、せいぜい頑張りなさい」
2013年5月26日。私が初めて艦娘と出会った日だった。

「アンタにはこの鎮守府近海の警戒をするよう上から指令が来てるわ。それと艦娘のイメージ向上のための宣伝活動もね」
叢雲と名乗った少女はめんどくさそうに説明をする。
「それって…俺と君の二人でかい?」
「この隊には艦娘は私しか配属されていないもの。成果に応じて新たな艦娘が配属される手はずになってるから。まあ、期待はしてない

わ、艦娘隊の司令なんて職につこうなんていう奴、マトモな人が居ないもの」
叢雲によると日本政府は当初の南西諸島海域奪還を半場諦める形で延期。それ以上に艦娘の増産と国民への周知を優先する事としたらし

い。
しかし、この当時艦娘に興味のあるものなどおらず、興味を持つ少数の物は大抵提督を非人道的な行為を行う悪、艦娘を作られただけの

殺人兵器と嫌う人が殆ど。
意思を持つ艦娘を柔軟に指揮するために100人程度の艦娘を一人の提督に預け、数千の艦娘部隊を編成、深海凄艦を撃滅すると言う計画

は見通しが立たず、そんな状況で着任する者など、興味本位で着任してすぐ逃げ出す者や、最初から艦娘への性的な行為を目的とした者

だけ、というのである。
「あなたは何日持つかしら?明日になったらさようなら、何て事はやめて欲しいわね」
「…努力するよ」

それからは哨戒と言う名の近海のマラソンと、宣伝をかねた輸送活動が毎日の日課だった。

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