過去ログ - マオウシステム
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137: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/24(金) 04:25:58.38 ID:cSRn2+s1o
最終魔王「何だと…!?おのれ…ならば今一度、その身を支配下に…」

魔族エレナ「おっと残念。それにももう対策を打ってあるよ」

魔王エレル「魔獣の大元になるシステムを構築したのが誰か…判っているでしょう?」


最終魔王「小賢しい…どこまでも小賢しい!仮初の上に消えかけの命で、最終魔王たる儂に敵うと思っているのか!!」

魔族エレナ「まさか?私達は勇者くんに奇跡を届けに来ただけ」

魔王エレル「そして、その奇跡が勇者さまを勝利に導く…そう信じてます」


勇者「エレナ…」

魔族エレナ「勇者くん…立派になったね。まぁ、まだちょっと頼りない部分も残ってるけど。
      そうそう…この戦いが終わったら、私の事は忘れてね?新しい出会いをちゃんと見付けるんだよ?」

勇者「エレル…」

魔王エレル「勇者さま…宝物庫の地下を探してみて下さい、今度こそ本物の遺言が残っていますよ」

勇者「お前…達………」


魔族エレナ・魔王エレル「「さぁ…それじゃいっちょやりますか!!」」

魔獣ラストの身体は崩れ去った

魔獣ラストの身体から二つの光りが現れ、勇者を包み込む

勇者は 軌跡描く奇跡 を覚えた


勇者「あぁ………そうだな、お前達の奇跡…確かに届いたぞ。見ててくれ、俺は必ず勝ってみせる」


最終魔王「下らぬ…今更何をしようとこの国の崩壊は止められぬわ」

勇者「そんな事は無い…必ず止めて見せる。俺が…いや、勇者が!!」

勇者は 軌跡描く奇跡 を使った

光りの柱が天高く昇った

光りの柱が幾本にも分かれ 国中に降り注いだ


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