127: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/23(木) 04:34:11.22 ID:Eo9sGdcFo
魔族エレナ「魔法って言うのはね…言って見れば、魔力を使うだけのただの技術に過ぎないんだよ」
魔王エレル「それは空気や水の流れに少しだけ手を加えて、自分の望むように変えているのと同じ事」
128: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/23(木) 04:56:26.56 ID:Eo9sGdcFo
勇者「そうか……成る程、確かに根本的な問題が見えてきた。そして国王…貴方のしようとしている事も」
魔王「ほぅ…………妙に頭が冴えているようではないか、何かに憑かれたか?」
勇者「逆です、憑き物が落ちたのですよ」
129: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/23(木) 04:57:29.90 ID:Eo9sGdcFo
勇者「判ってしまったからこそ、そんな馬鹿げた事に力を貸す事は出来ない!」
魔王「理解して尚、刃を向けるか…良かろう、この最終魔王の前にその意思がどれだけの意味を持つのか見せてみよ!」
130: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/23(木) 05:17:57.34 ID:Eo9sGdcFo
―裏通り―
ノーブル「先程の魔獣は周囲の物を何でも食らう大食い系だったけれど…」
帝王「今度の魔獣は、何でもかんでも取り込んでやがる」
131: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/23(木) 05:52:57.94 ID:Eo9sGdcFo
ヤスカルは ノーブルの指輪 を装備した
ノーブルの魂がヤスカルに宿った
ヤスカルは 回復の秘術 をエイジに使った
132: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/23(木) 06:21:01.40 ID:Eo9sGdcFo
―星天の柱 中心部―
魔王「ふむ…正直な所、意外だったぞ。何の迷いも無くエレナとエレルを斬り捨てるとはな」
勇者「これはエレナでもエレルでも無い…エレナとエレルを真似ただけの物だ。第一…エレナもエレルも、もうこの世には居ない!」
133: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/23(木) 06:55:50.88 ID:Eo9sGdcFo
魔王「どうした、怒りと絶望に奮えて気が触れたか?よかろう、今楽にしてくれる!」
魔王は勇者の頭に掌を向けた
魔王の攻撃
134: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2014/10/23(木) 07:17:41.67 ID:Eo9sGdcFo
勇者「なっ………」
魔王「ふふっ…ふふはははははは!!!遂に取り戻したぞ!魔王が魔王たるための力を!!」
勇者「魔王の……力…?」
135: ◆TPk5R1h7Ng[saga]
2014/10/24(金) 03:53:39.10 ID:cSRn2+s1o
勇者「な…に…?」
最終魔王「見よ…これこそが魔王の本来の姿…そして真の力だ。さて…では手始めにこの国を滅ぼすとしよう」
勇者「待て!何をする気だ!」
136: ◆TPk5R1h7Ng[saga sage]
2014/10/24(金) 04:05:32.89 ID:cSRn2+s1o
最終魔王「…何者?いや、貴様はラスト……生きておったのか」
魔王エレル「勇気って言うのは…一番出すのが難しい心だけど、その分強い心だからね。あ、ラスト自身はもう勇者さまに倒されてますよー」
魔王「何……?では貴様等は一体……」
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