過去ログ - 竜・少年 『「雨だ……」』その2
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10:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2014/10/19(日) 00:16:08.82 ID:7g56LqBI0
おつおつ


11:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2014/10/19(日) 05:38:08.57 ID:KLRfLhE9O
更新してルー(°∀°)!

いちおつ!


12: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/25(土) 19:06:38.16 ID:ZCApsEnL0
竜『! …………』ビクッ

男2「はあっ!? なんでお前がここにいるんだよ!?」

弟「……まったく。盗み聞きとは感心しないな、兄さん」ポイッ、カシャン
以下略



13: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/25(土) 19:12:17.18 ID:ZCApsEnL0
少年「でさ、ポチ。いつまで背中向けてるの?」

竜『…………』

少年「あ、ほらカラアゲ買ってきてやったぞ。話し長すぎてもう冷めちゃったけど」ゴソゴソ
以下略



14: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/25(土) 19:17:25.04 ID:ZCApsEnL0
竜『我は竜である。それ以上でもそれ以下でもなく同属も存在しない、故に本来固有名など必要ない。今までは他者が我をどう呼ぼうが自由にさせていたがそれももう終いだ、勝手な呼称は赦さぬ』

少年「な、何言ってるんだよ。だって、今までそう呼んできたじゃん」

竜『すまない、あれは失敗だった。偽りの名で呼ぶことを赦してしまったから我は己がバケモノである事実から目を逸らしてしまった』
以下略



15: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/25(土) 19:22:49.06 ID:ZCApsEnL0
トンッ、ドサッ

竜『床に押し倒されバケモノに見下ろされる気分はどうだ?』

少年「ええと、胸に置かれたポチの手が重くていささか呼吸が苦しいですはい」
以下略



16: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/25(土) 19:28:26.98 ID:ZCApsEnL0
竜『ほう、これでもか』ザクッ

少年「つっ……全然、怖くない」

竜『強情だな。なら次はもっと深くまで刺してやろう』ズズ…
以下略



17: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/25(土) 19:33:59.90 ID:ZCApsEnL0
少年「ふっぁ…い、たぃ……」フルフル

竜『身体が震えているぞ、いい加減素直になったらどうだ。痛みは怖いだろう?』

少年「……絶対に、言わない…」
以下略



18: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/25(土) 19:39:41.53 ID:ZCApsEnL0
竜『……何が"やっぱり"なのだ』

少年「やっぱりすごい気を付けてる。いつも僕の頭を撫でる時ケガさせないようにって、実はかなり気を使いながら僕に触れてるだろ。その時と今のポチの手、触り方がおんなじ」

竜『! …我は今まさに貴様を傷つけているわけだが』
以下略



19: ◆yJ9Y64R876[saga]
2014/10/25(土) 19:45:54.93 ID:ZCApsEnL0
少年「おーいてて、弟包帯巻いて」

弟「もう全部使ったから唾でもつけとけ」

少年「あ、じゃあポチ舐めてよ。さっき言ってた話じゃバイキンとかいないんでしょ?」
以下略



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