105: ◆rK15wxQsXU[age saga]
2015/01/29(木) 15:44:45.63 ID:akQlR0x00
――ラウンジ・少し前
エリナ「あれ? まどかたち、何はなしてるんだろう」
エリナ「まどか、何はなしてたの?」
――マミの部屋
マミ「……、ママぁ……、パパァ……、うぅ、うぅぅぅ……!」
マミの両親の手紙。そこに書かれていたのは、自分たちが死んでしまった後に残されるマミの身のことを
案じるものだった。マミの父親と母親がどうやって自分の死を感じ、このような手紙を残したのか。それは
マミには判らない。しかし、マミにとってこの手紙は、自分の折れ掛けの心を立ち直らせるには充分だった。
マミ「パパ、ママ、私、がんばってみる……。自分ひとりで背負うんじゃなく、みんなで支えあって生きるよ。
でも、そのためのけじめをつけたい。だからお願い、パパ、ママ、私に力を貸して……」
手紙を懐に、決意を胸にしまい、マミはみんなのいるラウンジへ足を運び始める。自分の今までと決別するために、
自分の両親の敵をとるために。そして何より、自分自身が変わるために。
マミ「……いってきます!」
マミパパ『……、マミならできる』
マミママ『……、気をつけてね』
マミパパ&マミママ『行ってらっしゃい、マミ』
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