過去ログ - レッサー「『新たなる光』の名の下に集えよ、戦士」 〜闇、海より還り来たる〜
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47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(SSL)[saga]
2014/10/27(月) 12:38:14.88 ID:xoBLCxJo0
――回想 『明け色の陽射し』 ロンドンにあるアジトの一つ

バードウェイ「だから私は最初に言ったじゃないか、『アルテミスの猟犬共め』と」

上条「聞いてねぇよ。つーかお前最後に会ったの学園都市で俺の下腹へ穴空けた以来じゃんか」

バードウェイ「……あぁ思い出したよ」

バードウェイ「確か学園都市の路地裏で、背後から有無を言わせず、雄々しくドリル的なモノを私へ突き立てようとしたんだったか」

上条「言い方!?それだとまるっきり性的な意味で犯罪者じゃないですかっ!?」

レッサー「え!?届いたんですかっ!?まっさかぁ、幾ら何でも」

レッサー「……あ、いやでもこの身長差で、フルパワー時にならなんとか……?」

上条「コラそこ指で大体の目算をしない!アリサ居ねぇからって露骨な下ネタ解禁になった訳じゃねーから!」

レッサー「ちなみにドリル……あっ!比喩的表現ですよねっ分かります!」

上条「違うよ?そういう意味じゃないよ?日本人男性には多いけど、俺が必ずしもそうだって訳じゃなくてだ」

上条「あのドリルは工業的なアレでね、決してドリルがドリるみたいな暗喩は」

上条「だからもうアマゾンでリドル・ドリル先生の、勘違い新作がね、読めなくなっちゃったのは少し寂しい」

バードウェイ「しかもその後、何が気に食わなかったのか、私の頬を叩いて『俺がお前を利用すりゃいいだろグヘヘヘヘ』とか言ってたな」

レッサー「真性じゃないですかヤダー」

上条「逆じゃなかったかな?」

レッサー「ではやっぱり仮性で?」

上条「表へ出ようか?テメェの幻想ぶち殺してやるよっ……!!!」

バードウェイ「殺し合いは余所でやれ。近所迷惑だ」

上条「だから!俺の話はどうでも良いんだよ!お前らには関係ないし!」

レッサー「……」

バードウェイ「……」

上条「何?なんで気まずそうなの?」

レッサー「――しかしまた、アルテミスですか。予想の範疇であったとはいえ、嬉しくも有り難みもない話ですよねぇ、はい」

バードウェイ「よく分からんが、相も変わらず波瀾万丈な人生で羨ましいものだよ、なぁ?」

上条「望んだ憶えはないっ!俺は平穏に生きていたいだけなのっ!」

レッサー「で、あれば禁書目録さんを警邏組織へ不法侵入で突き出し、毎回突っかかってくるビリビリさんを刑事告訴すれば良いでしょうに」

レッサー「それが出来なかったからこそ、今のご自分があるって自覚して下さいな」

バードウェイ「馬鹿が馬鹿みたいに悩んだって馬鹿だから分かりはしないんだよ、この馬鹿」

上条「……二人の正論に俺のMPゴリゴリ削られていく……!」

レッサー「馬鹿って認めるんですか……ま、さておきましょう!『おバカな子程可愛い』って母親から言われ続けてる私が言うんだから間違いありません!」

バードウェイ「普通に諦観の境地へ達しているだけだな」

上条「お前をそこまで伸び伸びと育てやがった親には、正直ちょっと興味ある」


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