過去ログ - レッサー「『新たなる光』の名の下に集えよ、戦士」 〜闇、海より還り来たる〜
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894:名無しNIPPER[saga]
2015/06/09(火) 10:58:17.21 ID:41G8486T0
アルフレド「それもまた”そーゆー風に設定された”からだよ。矛盾すっかもしんねぇけど、魔神セレーネはギリシャ神話を忠実に再現しているだけ」

アルフレド「万能薬も不老不死も再現自体は可能……ただし、『それに見合う代償を支払う』のが前提」

上条「あぁ……それが龍脈の支配とかに繋がる、か?」

アルフレド「土地や国を支配して、権力者の思いのままに呪的要素を取り入れよう、って思想は古くからある。風水(Feng-shui)なんかそうだ」

アルフレド「だから『龍脈を繋がってる間は不老不死』だとか、『リンクしてる間だけ病が治る』みたいな感じ?」

アルフレド「レディリーみたいな”成功例”は滅多にねーんだわ」

アルフレド「そういう基礎的な所を疎かにして超々ショートカットを使用としたって失敗するよねー、が結論なんだが――さてさて」

アルフレド「以上の話を下敷きにして話を進めるが――この世界、どうにもこうにも”手抜き”だって思わないか?」

アルフレド「曖昧な設定にいい加減な人間関係。ぶっちゃけ矛盾点を上げればキリないぐらいの杜撰さ」

アルフレド「『龍脈』の記憶を生かしきれれば、つーかそのものの中なのにこれは一体どういう事だ――」

上条「アリサの『夢の中』だから、か?」

アルフレド「――正解。もっと正しく言えば『冥界に居る鳴護アリサが見ている夢』だって話さ」

上条「……俺が連れ戻しに来たんだから、アリサが居るのは不自然じゃない。むしろ居ないと困る。けど」

アルフレド「そうだな。それは正しい」

アルフレド「上条当麻――”神浄討魔”でも無意識下に潜むイドの怪物からは逃れられない」

アルフレド「ほぼ全ての人類が闇夜を恐れるように……”ここ”――つまり『冥界』もまた、そんな在り来たりのものになる筈だった。ならなければいけなかった」

アルフレド「実際に幾ら規格外とは言っても『冥界下り』が、”深夜の学校”という分かりやすいイメージとして創造されたのだからな」

上条「だって言うのに、俺が今ヌルい学生生活をしてる居るのも」

アルフレド「そうだな。鳴護アリサがそう望んだからだ」


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