28: ◆/BueNLs5lw[saga ]
2014/10/29(水) 12:59:33.09 ID:X9aKwQz80
向かったのは音ノ木坂学院だった。
人の目を気にしつつ、校庭にこっそり忍び込んだ。
にこ(何やってるんだろ……)
誰の目にも止まらぬまま、にこは勝手知ったる校舎を駆け上がる。
学生達もさほど気にせずに会釈している。
にこ(とんだざる警備ね……)
誰も知らない。
ここにいたことも、ラブライブに出たことも。
アイドル研究会の部長だったことも。
そんなのは、全て無かったみたいだ。
にこ「あれ……」
屋上に続く扉が半開きになっていた。
物音を立てないように、忍び足で少女は近づく。
にこ「……」
扉の隙間から中腰で外を覗く。
にこ「なんだ……誰もいないじゃない」
安堵して、扉を開けた。
43Res/24.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。